1986-05-08 第104回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
例えば生長点組織培養でしょうか、ランの一種なんか。そうすると一鉢何万円もしていたシンビジウムが両手で抱えられるほど手に得られるようになるということになってきますと、その結果、付加価値が下がるというようなことで、農家が得ていく利潤というのはどういうことになっていくのだろうかということを私はラン栽培農家として考えなきゃいけないんじゃないか、そんなことを思うわけです。
例えば生長点組織培養でしょうか、ランの一種なんか。そうすると一鉢何万円もしていたシンビジウムが両手で抱えられるほど手に得られるようになるということになってきますと、その結果、付加価値が下がるというようなことで、農家が得ていく利潤というのはどういうことになっていくのだろうかということを私はラン栽培農家として考えなきゃいけないんじゃないか、そんなことを思うわけです。
今、私バイオテクノロジーと申し上げましたが、バイオテクノロジーと申しますと、すぐに遺伝子組みかえとか細胞融合とかいう非常に特殊な技術だけが皆様の繭の中に浮かぶのではないかと思うのですが、バイ才テクノロジーというのは、一般的に申しますと、生物の機能をできるだけ有効に使おうという技術ですので、そのような新しい技術だけではなくて、今お話のあった育種技術の中で実際に使われております生長点培養ですとか菊培養ですとか
そこで、また先生方に一つずつ聞くような形で恐縮でございますけれども、生長点培養あるいは菊培養、子房の培養とか、いろいろと新しい技術が、組みかえDNAだとか細胞融合以外にもあるわけでありますが、いずれにしても、今、農業のというよりも、世間の関心はその辺のところへ皆集中してしまっていて、先生の専門の分野にはみんなが大きな興味を持つけれども、農学部の学生も募集すればそういうところへみんな集中して、そして、
なお、症状につきましては、生長点が何らかの障害を受けて、そのために生育が停滞をする、また葉が黒ずんでしおれるといったようなことがおもな症状になっておるようでございまして、この対策としまして、県の試験場が中心になりましていろいろ調査をしておりますが、初めは土壌の中の微量要素が欠乏しておるのではないかというふうな点に疑いを持って調べましたけれども、どうもその点は原因ではなさそうだというふうな結論にいまなっておるようでございます
特に、林野庁が造林のために私はまいていると思うのですが、その造林のために使っている除草剤が杉の造林木の生長点の枯渇や生長部分のよじれ、湾曲、変色などを引き起こしているというようなことが確認されております。
下伊那郡下では果樹の被害もさることながら、桑園の被害はきわめて大でありまして、被害後すでに十日以上も経過するもいまだ発芽を見ず、その様相は筆舌に尽くしがたく、見渡す限り黒変枯死、生長点もほとんど枯死し回復の見込も立たぬ惨状を呈している状態でありました。最後に現地視察いたしました日本三大桑園の一つに数えられている天龍川流域の川路村桑園は、まさに冬の桑園の姿そのままでありました。